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ネットワークがつなぐ麻疹対策の輪
「受付で発熱・発疹を探知」は6割が実施
抗体価が基準に足りている職員が疑い例に対応は58%

2018/05/19
吉田 眞紀子・賀来 満夫(東北大学大学院医学系研究科)

 今年3月下旬に沖縄で麻疹感染者が確認されました。同県内での感染伝播が止まらず、3次感染、4次感染と拡大する中、同時期に沖縄を訪問していた人たちから麻疹患者が確認され、愛知県、東京都、神奈川県など他府県にも拡がりをみせています。

 我々が発信する「感染症疫学情報アップデート」によるネットワークにも、複数の医療従事者から対策についての質問や不安のコメントが寄せられました。今回は、アンケートによる情報共有から見えてきた麻疹に対する感染対策や意見の一部を紹介します。

著者プロフィール

東北大学大学院教授の賀来満夫氏を中心に、共に活躍する東北感染症危機管理ネットワークのメンバーが担当します。ソーシャルネットワークで取り組む感染症危機管理活動は、政府が主催する「第1回薬剤耐性(AMR)対策普及啓発活動表彰」で文部科学大臣賞を受賞しています。

連載の紹介

ソーシャルネットワークでAMRに挑む
薬剤耐性対策は、入院だけでなく、外来や在宅、さらには地域と様々な場面での対応が求められます。医療従事者や行政担当者、さらには一般市民などが一丸となって取り組む東北感染症危機管理ネットワークの実践例を基に、「地域で考える薬剤耐性対策」を紹介します。

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