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新型コロナの検査拒否は「必然」!?

2022/01/24
谷口 恭(太融寺町谷口医院)

 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)検査拒否が増えている。もっとも、この問題は以前から存在し、本連載でも一度取り上げたことがある(関連記事:新型コロナ、患者に検査を拒否させる要因は?)。

 最近は、検査拒否どころか、「先週、発熱と咳があってコロナかと思ったんですけど、検査受けたらややこしいことになるでしょ。だから家から出ないようにして休んでたんです。そしたら治りました」と平然と言う患者もいるほどだ。この患者の言うように、現在SARS-CoV-2の検査が「ややこしいこと」になるのは患者目線からすると事実だ。今回は、まず、検査を勧めても拒否する者が多いことを確認し、なぜ検査が「ややこしいこと」になり、我々医師は検査を拒否する患者にどのように対応すべきかについて私見を述べたい。
 
 つい最近経験した検査拒否の事例を紹介しよう(ただしプライバシー確保のため詳細はアレンジしている)。

著者プロフィール

たにぐち やすし氏●1991年関西学院大学社会学部卒。商社勤務を経て、2002年大阪市立大学医学部卒。研修医終了後、タイのエイズ施設でのボランティアを経て大阪市立大学医学部総合診療センター所属となり、現在も同大非常勤講師。2007年に大阪・梅田に開業。日本プライマリ・ケア連合学会指導医。労働衛生コンサルタント。

連載の紹介

谷口恭の「梅田のGPがどうしても伝えたいこと」
患者さんに最も近い立場で医療を行いたい……。それを実現するため医師6年目に資金300万円で開業した谷口氏。「どのような人でも、どのような症状でも受け入れる」をポリシーに過去11年で3万人以上の初診患者を診察した経験を基に、開業医のやりがいや苦労、開業医に求められるミッションを若手医師向けに語ります。

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