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今のペースではコロナワクチン接種完了は7年後!?

 ここ1カ月で最も多く寄せられ、今も毎日受ける相談が新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のワクチンについてのもの。看護師や薬剤師など医療者の患者からは「打ちたくないんだけれど職場のプレッシャーが……」「接種直後に久しぶりの片頭痛発作が出て、2回目を受けるかどうか悩んでいる」「なんでまだ僕らの接種がまだなのに高齢者が先なんですか?!」というものが多い。

 一般の人たちからは「いつになったら打ってもらえるのでしょうか……」が最多だ。ある米国人の男性からは、「夏までに接種を受けられないならワクチン接種目的で一時帰国を考えたい」と相談を受けた。

 日本では4月12日から医療者に加え、高齢者へのワクチン接種が開始された。これに対し、最前線で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者を診ている医療者に接種の順番が回ってこないのに高齢者を優先するのはおかしいではないか、という声が挙がっている。では、医療者、高齢者のみならず、希望する日本人が全員接種できるようになるのはいつになるのだろうか。計算してみよう。

著者プロフィール

たにぐち やすし氏●1991年関西学院大学社会学部卒。商社勤務を経て、2002年大阪市立大学医学部卒。研修医終了後、タイのエイズ施設でのボランティアを経て大阪市立大学医学部総合診療センター所属となり、現在も同大非常勤講師。2007年に大阪・梅田に開業。日本プライマリ・ケア連合学会指導医。労働衛生コンサルタント。

連載の紹介

谷口恭の「梅田のGPがどうしても伝えたいこと」
患者さんに最も近い立場で医療を行いたい……。それを実現するため医師6年目に資金300万円で開業した谷口氏。「どのような人でも、どのような症状でも受け入れる」をポリシーに過去11年で3万人以上の初診患者を診察した経験を基に、開業医のやりがいや苦労、開業医に求められるミッションを若手医師向けに語ります。

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