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「問診なしで有症状者に自費PCR実施」のなぜ?

 前々回のコラム「コロナ禍での医療崩壊、“真犯人”は開業医?」で、かかりつけの患者に発熱が生じたときに「発熱は診ないので自分で別のところを探してください」という対応は許されるべきでないという意見を述べた。「発熱は診ない」というポリシーはいいとしても、診ないのであればせめて受診できる医療機関を探して診療情報提供書を作成すべきだろう。今回は、そういった事例とは“正反対”の「看過できない例」を紹介したい(ただしプライバシー確保のためいつものように詳細にはアレンジを加えている)。

著者プロフィール

たにぐち やすし氏●1991年関西学院大学社会学部卒。商社勤務を経て、2002年大阪市立大学医学部卒。研修医終了後、タイのエイズ施設でのボランティアを経て大阪市立大学医学部総合診療センター所属となり、現在も同大非常勤講師。2007年に大阪・梅田に開業。日本プライマリ・ケア連合学会指導医。労働衛生コンサルタント。

連載の紹介

谷口恭の「梅田のGPがどうしても伝えたいこと」
患者さんに最も近い立場で医療を行いたい……。それを実現するため医師6年目に資金300万円で開業した谷口氏。「どのような人でも、どのような症状でも受け入れる」をポリシーに過去11年で3万人以上の初診患者を診察した経験を基に、開業医のやりがいや苦労、開業医に求められるミッションを若手医師向けに語ります。

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