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トラベル・メディスンの最重要事項って何だ?

2020/09/01
谷口 恭(太融寺町谷口医院)

 海外渡航者からの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の陰性証明の需要が急増したことでにわかに注目されている渡航医学/旅行医学(以下、トラベル・メディスン)。太融寺町谷口医院(以下、谷口医院)を開院した14年前にはまだ僕はトラベル・メディスンに興味がなかった。というよりよく分かっていなかった。しかし、開業して間もなく、「トラベル・メディスンはGPが担わなくてはならない」と思うに至った症例を幾つも経験した。まずはその一つを紹介しよう(ただし、いつものようにプライバシー確保の観点から詳細はアレンジしている)。

著者プロフィール

たにぐち やすし氏●1991年関西学院大学社会学部卒。商社勤務を経て、2002年大阪市立大学医学部卒。研修医終了後、タイのエイズ施設でのボランティアを経て大阪市立大学医学部総合診療センター所属となり、現在も同大非常勤講師。2007年に大阪・梅田に開業。日本プライマリ・ケア連合学会指導医。労働衛生コンサルタント。

連載の紹介

谷口恭の「梅田のGPがどうしても伝えたいこと」
患者さんに最も近い立場で医療を行いたい……。それを実現するため医師6年目に資金300万円で開業した谷口氏。「どのような人でも、どのような症状でも受け入れる」をポリシーに過去11年で3万人以上の初診患者を診察した経験を基に、開業医のやりがいや苦労、開業医に求められるミッションを若手医師向けに語ります。

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