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悪名高いOTC鎮痛薬、販売継続の謎

2020/06/30
谷口 恭(太融寺町谷口医院)

 薬剤師には言いたいことがたくさんある。
 
 「薬剤師に言いたいこと」の3回目として今回取り上げたいのは「鎮痛薬」。過去に述べたコデインやエフェドリンも依存症患者を増産しているわけだが(関連記事:薬剤師への切なるお願い~かぜ薬編~)、鎮痛薬もそれらと同様に問題で、個人的には喫緊の課題だと思っている。

 悪名高き「ブロムワレリル尿素(ブロモバレリル尿素)」の話から始めよう。まずは、実際に患者から聞いた話から。

著者プロフィール

たにぐち やすし氏●1991年関西学院大学社会学部卒。商社勤務を経て、2002年大阪市立大学医学部卒。研修医終了後、タイのエイズ施設でのボランティアを経て大阪市立大学医学部総合診療センター所属となり、現在も同大非常勤講師。2007年に大阪・梅田に開業。日本プライマリ・ケア連合学会指導医。労働衛生コンサルタント。

連載の紹介

谷口恭の「梅田のGPがどうしても伝えたいこと」
患者さんに最も近い立場で医療を行いたい……。それを実現するため医師6年目に資金300万円で開業した谷口氏。「どのような人でも、どのような症状でも受け入れる」をポリシーに過去11年で3万人以上の初診患者を診察した経験を基に、開業医のやりがいや苦労、開業医に求められるミッションを若手医師向けに語ります。

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