研修医1年目の2002年にタイのエイズ施設で見た光景は今も目に焼き付いて離れない(関連記事:医療者が病気で患者を差別する日本の今を憂う)。当時のタイにはまだ抗HIV薬がなく、HIV感染は文字通り「死に至る病」だった。2年後の2004年には長期滞在するつもりで同じ施設を訪れた。諸事情から当初の予定よりも早く帰国することになったのだが、その後も2~3カ月に一度はタイを訪れていた。

開業するのは誰のため?自分?それとも患者?の画像

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