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入浴中の死亡と大阪府結核予防会の弱腰対応
医師法第21条に関する報道を巡って

2020/01/20
田邉昇(弁護医師、中村・平井・田邉法律事務所)

 大阪府結核予防会・大阪病院において、入院中の肺結核患者が浴室で心肺停止(のちに死亡)しているのが発見され、入浴中の事故死の可能性があったのに「肺結核による死亡」として扱い、遺体を葬祭業者に引き渡していたという報道が昨年末にあった(毎日新聞産経新聞朝日新聞、一部有料記事)。これに対し、大阪病院は自院のウェブサイトで声明を発表している(こちら)。

 大阪病院の声明文や報道によれば、事件の経緯はこうだ。

著者プロフィール

たなべ のぼる氏〇 1984年に名古屋大卒。都立駒込病院に勤務し、名古屋大学大学院で血液内科学を専攻する傍ら、救急医療、臨床腫瘍学などにも従事。旧厚生省などでの勤務を経て2001年に弁護士登録。診療を行う傍ら、医師の視点で弁護士として、非常勤裁判官として、医療訴訟を中心に多くの事件を担当。中村・平井・田邉法律事務所に所属。

連載の紹介

弁護医師・田邉昇の『医と法の視点』
話題の医療・医学に関連したニュースを、臨床医(総合内科専門医・血液専門医)でもあり、旧厚生省の勤務経験を持つ田邉昇氏が、法律家の立場で易しく解説します。

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