東京都福生市の公立福生病院で2018年8月、44歳の女性患者の血液透析を中止したことで約1週間後、患者が死亡した事件に関する報道が続いている。報道ベースではあるが、事実関係が次のように整理されつつある。

(1)女性は腎不全を患い約5年間、近隣の診療所で透析療法を受けていたが、シャントが閉塞したため2018年8月9日に公立福生病院を訪れた。

(2)医師は「首周辺にカテーテルを入れて透析を続ける方法」とともに、死につながるリスクがあることを伝えた上で「透析をやめる選択肢」を示した。

「透析中止事件」で見えてきた法的な論点の画像

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