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奈良医師拷問死疑惑事件から見る「弁論主義」

2018/02/07
田邉昇(弁護医師、中村・平井・田邉法律事務所)
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 7年前、奈良県警に逮捕・勾留されていた男性医師A氏(当時54歳)が急死した「奈良の医師拷問死疑惑事件」は、2017年12月に大阪高裁で控訴審判決が下り、遺族側の訴えが棄却されました。この判決については、怒りを覚えた読者もいたかもしれませんが、民事訴訟の判決という点を考慮すると、民事訴訟の限界ともいえる事情があります。

著者プロフィール

たなべ のぼる氏〇 1984年に名古屋大卒。都立駒込病院に勤務し、名古屋大学大学院で血液内科学を専攻する傍ら、救急医療、臨床腫瘍学などにも従事。旧厚生省などでの勤務を経て2001年に弁護士登録。診療を行う傍ら、医師の視点で弁護士として、非常勤裁判官として、医療訴訟を中心に多くの事件を担当。中村・平井・田邉法律事務所に所属。

連載の紹介

弁護医師・田邉昇の『医と法の視点』
話題の医療・医学に関連したニュースを、臨床医(総合内科専門医・血液専門医)でもあり、旧厚生省の勤務経験を持つ田邉昇氏が、法律家の立場で易しく解説します。

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