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第1回
市販薬が効かない頭痛にどう対応?

2014/01/22
竹島多賀夫(富永病院副院長)

 頭痛を訴えて受診する患者は少なくない。まずは、緊急性の高い二次性頭痛の診断、鑑別が重要であることは言うまでもないが、二次性頭痛が除外できたことで満足してはいけない。片頭痛緊張型頭痛群発頭痛に代表される一次性頭痛の鑑別を正しく行い、適切な治療を実施する必要がある。

 しかし、残念ながら、多くの医療機関で一次性頭痛の適切な診断がなされておらず、「ただの頭痛」「肩凝り頭痛」「疲れ」といった説明で鎮痛薬のみが処方されている。この連載では、典型的なケースを紹介しながら、一次性頭痛を適切に診療するためのノウハウを解説する。

著者プロフィール

竹島多賀夫(富永病院[大阪市浪速区]副院長)●たけしまたかお氏。1984年、鳥取大卒。鳥取大脳神経内科准教授を経て、2010年より富永病院神経内科部長・頭痛センター長。11年より副院長。日本頭痛学会理事などを務める。今やりたいことは「良質な頭痛医療を普及させること」。

連載の紹介

ケースで学ぶ頭痛診療 ~明日から役立つノウハウ~
頭痛診療では緊急性の高い二次性頭痛の鑑別が必須だが、そこに重きを置くあまり、一次性頭痛の診療をおろそかにしていないだろうか。頭痛診療の第一人者である竹島氏が、片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛に代表される一次性頭痛への適切な対処法を解説する。

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