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《連載第3回》
特定の痛みを表現するには

2009/12/08
高橋玲

 体の特定の部位や疾患、原因にリンクした痛みを表現する言葉がいくつかあります。例えば「colicky 疝痛(様)の」「cramping/crampy さしこむような」という言葉は、いずれも痙攣様の痛みで、通常は腹部の痛みを表すものです。colicはcolonに由来する言葉です。

《用例》
The patient had crampy pain and bloating in the lower abdomen.
患者は下腹部にさしこむような痛みと膨満感をおぼえた。

Visceral pain tends to be colicky and may be associated with reflexive nausea.
内臓痛は疝痛様になる傾向があり、反射性の悪心を伴うかもしれない。

 その他、次のような例があります。

著者プロフィール

高橋 玲(同志社女子大学薬学部医療薬学科教授)●たかはし れい氏。病理専門医・細胞診専門医。1980年神戸大学医学部卒後、同病理学教室。94年京都大学大学院医学研究科腫瘍生物学講座准教授。2009年より現職。

連載の紹介

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