日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、経口鉄剤のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、74.1%の医師がクエン酸第一鉄ナトリウム(商品名:フェロミア他)と回答した。
第2位の乾燥硫酸鉄(フェロ・グラデュメット)は12.0%、第3位のフマル酸第一鉄(フェルム)は9.0%、第4位の溶性ピロリン酸第二鉄(インクレミン)は4.9%の医師が最も処方頻度の多い薬剤として選んだ。
なお、第1回調査からフェロミアが首位を独走しており、2位以下の順位も変わっていない。(第1回調査(2016年2月)、第2回調査(2017年2月)、第3回調査(2019年9月))

図1 日経メディカル Onlineの医師会員が最もよく処方する経口鉄剤(処方経験のない722人を除いて作成)