日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、テトラサイクリン系抗菌薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、80.8%の医師がミノサイクリン塩酸塩(商品名:ミノサイクリン塩酸塩顆粒、ミノマイシン他)と回答した。
第2位のテトラサイクリン塩酸塩(アクロマイシン、アクロマイシンV)は10.6%、第3位のドキシサイクリン塩酸塩水和物(ビブラマイシン)は5.2%、第4位のデメチルクロルテトラサイクリン塩酸塩(レダマイシン)は3.4%の医師が、最も処方頻度の高い薬剤として選んだ。

図1 日経メディカル Onlineの医師会員が最もよく処方するテトラサイクリン系抗菌薬(処方経験のない1360人を除いて作成)