日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、脳循環代謝改善薬のうち、最も処方頻度の高いものを聞いたところ、第1位はアデノシン三リン酸二ナトリウム水和物(商品名:アデホス、トリノシン他)だった。医師の30.9%が同薬剤を挙げ、最も人気のある脳循環代謝改善薬であることが分かった。
第2位のイフェンプロジル(セロクラール他)は26.5%、第3位のニセルゴリン(サアミオン他)は18.2%、第4位はアマンタジン塩酸塩(シンメトレル他)は13.3%の医師が最も処方頻度の高い薬剤として選んだ。

図1 日経メディカル Onlineの医師会員が最もよく処方する脳循環代謝改善薬(処方経験のない1648人を除いて作成)