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マクロライド系抗菌薬◇第3回調査
クラリスが首位キープも耐性化に懸念の声目立つ

2018/09/21

 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、マクロライド系抗菌薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、64.7%の医師がクラリスロマイシン(商品名クラリシッド、クラリス他)と回答した。第2位のアジスロマイシン(ジスロマック他)は29.0%、第3位のエリスロマイシン(エリスロシン)は6.1%の医師が、最も処方頻度の高い薬剤として選んだ。第1回調査第2回調査を通じてTOP3のラインナップに変化はなく、いずれの調査でも、3分の2ほどの医師が「マクロライド系抗菌薬の中で、クラリスロマイシンを最も多く処方する」と回答した。

 ただし、自由記述形式で聞いた「処方する理由」では、クラリスロマイシンと回答した医師の中にも、耐性菌の出現を懸念して、マクロライドの使用を控えるようにしているという意見も散見された(下の別掲記事参照)。実際、過去3回のマクロライド系抗菌薬の調査に「このような薬を処方することはない」と回答した医師の割合は、年を追って増加する傾向にある(2.7%→5.1%→7.4%)。

図1 日経メディカル Onlineの医師会員が最もよく処方するマクロライド系抗菌薬(処方経験のない285人を除いて作成)

連載の紹介

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NMO処方サーベイでは、日経メディカル Onlineの医師会員を対象に毎週実施している調査の結果を基に、全国の医師がどのような薬剤を最もよく処方しているのか、また、その理由をご紹介します。医師会員の先生方は、ぜひ調査にご参加の上、NMO処方サーベイの結果を日々の診療にお役立てください。

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