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過活動膀胱治療薬◇第3回調査
ベタニス:副作用の少なさが泌尿器科医に好評
1位ソリフェナシン、2位プロピベリン、3位イミダフェナシンは変わらず

2018/09/19

 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、過活動膀胱治療薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、37.3%の医師がソリフェナシン(商品名ベシケア)と回答した。第2位のプロピベリン(バップフォー他)は18.6%、第3位のイミダフェナシン(ウリトス、ステーブラ)は14.5%の医師が、最も処方頻度の高い薬剤として選んだ。

 図には示していないが、4位以下は次の通り。
ミラベグロン(ベタニス) 13.7%
オキシブチニン(ポラキス、ネオキシ) 7.3%
フェソテロジン(トビエース) 6.9%
トルテロジン(デトルシトール) 1.7%

 TOP3のラインナップは、第1回調査(2015年5月)第2回調査(2016年12月)を通じて変わっておらず、各薬剤のシェアにも大きな変化はない。そんな中で、4位のミラベグロン(ベタニス)は、調査の回を追うごとにシェアを着実に伸ばしている(5.9%→10.4%→13.7%)。

 自由記述形式で聞いた「処方する理由」を見ると、ミラベグロンは抗コリン作用がなく口渇や便秘などの副作用が起こりにくいことが評価され、特に泌尿器科医からの評価が高い(下の別掲記事参照)。実際、泌尿器科医の回答(n=86)に絞って集計すると、最も処方頻度の高い薬剤としてミラベグロンを挙げた回答者が39.5%と最も多く、2位のフェソテロジン(25.6%)、3位のソリフェナシン(18.6%)を大きく引き離していた。

図1 日経メディカル Onlineの医師会員が最もよく処方する過活動膀胱治療薬(処方経験のない923人を除いて作成)

連載の紹介

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NMO処方サーベイでは、日経メディカル Onlineの医師会員を対象に毎週実施している調査の結果を基に、全国の医師がどのような薬剤を最もよく処方しているのか、また、その理由をご紹介します。医師会員の先生方は、ぜひ調査にご参加の上、NMO処方サーベイの結果を日々の診療にお役立てください。

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