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ニューキノロン:ジェニナック錠の肺炎への効果に高評価
1位はレボフロキサシン、2位はガレノキサシン、3位はオフロキサシン

2018/03/03

 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、ニューキノロン系抗菌薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、74.5%の医師がレボフロキサシン(商品名クラビット他)と回答した。第2位のガレノキサシン(ジェニナック)は7.6%、第3位のオフロキサシン(タリビッド他)は5.5%、第4位のトスフロキサシン(オゼックス、トスキサシン他)は5.1%の医師が、最も処方頻度の高い薬剤として選んだ。

 レボフロキサシンは、第1回調査第2回調査を通じて断トツの状態で、第2位のガレノキサシン、第3位のオフロキサシン、第4位のトスフロキサシンの順位にも変化はなかった。

 自由記述形式で聞いた「処方する理由」によれば、レボフロキサシンは1日1回投与で有効であることへの評価が高く、ガレノキサシンは経口薬でも点滴に匹敵するほどの肺炎への効果があること、トスフロキサシンは小児に適応があることが評価されていた。ただし耐性菌の問題から、ニューキノロン系抗菌薬は全般に積極的には使用しない、という意見が多く見られた(下の別掲記事参照)。

 なお、図には示していないが、5位以下は次の通り。
・シタフロキサシン(グレースビット) 3.3%
・シプロフロキサシン(シプロキサン他) 2.1%
・モキシフロキサシン(アベロックス) 0.9%
・ノルフロキサシン(バクシダール他) 0.6%
・パズフロキサシン(パシル、パズクロス) 0.3%
・プルリフロキサシン(スオード) 0.1%
・ロメフロキサシン(バレオン、ロメバクト) 0.1%

図1 日経メディカル Onlineの医師会員が最もよく処方するニューキノロン系抗菌薬(処方経験のない176人を除いて作成)

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