日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、第二世代抗ヒスタミン薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、30.2%の医師がフェキソフェナジン(商品名アレグラ他)と回答した。第2位のエピナスチン(アレジオン他)は14.6%、第3位のレボセチリジン(ザイザル)は13.5%、第4位のオロパタジン(アレロック他)は11.3%の医師が、最も処方頻度の高い薬剤として選んだ。
この1位から4位までの順位は、前回調査と変わりはなかったが、首位のフェキソフェナジンはシェアを32.7%から30.2%へと微減させていた。
なお、図には示していないが、5位以下は次の通り。
・ベポタスチン(タリオン) 7.0%
・ロラタジン(クラリチン他) 5.2%
・ビラスチン(ビラノア) 4.0%
・エバスチン(エバステル他) 3.3%
・デスロラタジン(デザレックス) 2.6%
・セチリジン(ジルテック他) 2.4%
・アゼラスチン(アゼプチン他) 2.0%
・ケトチフェン(ザジテン他) 1.5%
・メキタジン(ゼスラン、ニポラジン他) 0.9%
・オキサトミド(セルテクト他) 0.8%
・エメダスチン(ダレン、レミカット他) 0.3%
・クレマスチン(タベジール他) 0.2%
・ルパタジン(ルパフィン) 0.2%
・ホモクロルシクリジン(ホモクロミン) 0.0%

図1 日経メディカル Onlineの医師会員が最もよく処方する第二世代抗ヒスタミン薬(処方経験のない188人を除いて作成)