日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、SSRIのうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、43.9%の医師がパロキセチン(商品名パキシル他)と回答した。
第2位のセルトラリン(ジェイゾロフト他)は26.5%、第3位のエスシタロプラム(レクサプロ)は21.7%、第4位のフルボキサミン(商デプロメール、ルボックス他)は7.9%の医師が、最も処方頻度の多い薬剤として選んだ。
なお、パキシルは第1回調査(2015年1月)でも、第2回調査(2016年6月)でもトップだったが、シェアは54.2%→45.7%→43.9%と徐々に低下し続けている。これに対して、シェアを伸ばしているのがレクサプロ。常に3位ではあるが、11.0%→17.0%→21.7%と地道にファンを獲得している。2位のジェイゾロフトは、第1回から第2回には26.0%→28.3%と伸ばしたが、今回調査で26.5%と再びシェアを落とした。
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