日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、抗不安薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、58.3%の医師がエチゾラム(商品名デパス他)と回答した。
第2位のアルプラゾラム(コンスタン、ソラナックス他)は11.3%、第3位のクロチアゼパム(リーゼ他)は8.8%、第4位のジアゼパム(セルシン、ホリゾン他)は7.1%の医師が、最も処方頻度の多い薬剤として選んだ。
図には示していないが、4位以下はロラゼパム(ワイパックス他、5.9%)、ロフラゼプ酸(メイラックス他、5.7%)、オキサゾラム(セレナール他、0.8%)、ブロマゼパム(セニラン、レキソタン他、0.7%)、クロキサゾラム(セパゾン、0.6%)、クロルジアゼポキシド(コントール、バランス他、0.3%)、フルジアゼパム(エリスパン、0.2%)、メキサゾラム(メレックス、0.2%)の順だった。
なお、エチゾラム(デパス他)は前回調査(2015年10月)でも63.8%のシェアを獲得し、最も処方頻度の高い抗不安薬として選ばれていたが、シェアを5ポイントほど落とした。2位以下の順位に大きな変化はなかった。
新規に会員登録する
会員登録すると、記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。
連載の紹介
NMO処方サーベイ
NMO処方サーベイでは、日経メディカル Onlineの医師会員を対象に毎週実施している調査の結果を基に、全国の医師がどのような薬剤を最もよく処方しているのか、また、その理由をご紹介します。医師会員の先生方は、ぜひ調査にご参加の上、NMO処方サーベイの結果を日々の診療にお役立てください。
→医療・医薬関係者向け『日経メディカル処方薬事典』はこちら
→医療・医薬関係者向け『日経メディカル処方薬事典』はこちら
この連載のバックナンバー
-
2021/01/23
-
2021/01/16
-
2021/01/09
-
2020/12/26
-
2020/12/20