日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、吸入ステロイドのうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、約6割の医師がフルチカゾン(商品名フルタイド)と回答した。
第2位のブデソニド(パルミコート、パルミコート吸入液)は24.1%、第3位のベクロメタゾン(キュバール)は8.7%の医師が、最も処方頻度の多い吸入ステロイドとして選んだ。グラフには示していないが、4位のシクレソニド(オルベスコ)は7.2%、5位のモメタゾン(アズマネックス)は1.5%の医師が回答した。
なお、フルチカゾンは前回調査(2016年1月)でも59.6%のシェアを獲得し、最も処方頻度の高い吸入ステロイドとして選ばれていた。2位以下の順位も、それぞれのシェアも、大きな変化はなかった。
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