日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、経口鉄剤のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、第1位はクエン酸第一鉄ナトリウム(商品名フェロミア他)だった。医師の72.7%が同薬を挙げ、最も人気のある経口鉄剤であることが分かった。
第2位の硫酸鉄徐放剤(フェロ・グラデュメット他)は13.6%、第3位のフマル酸第一鉄(フェルム)は7.5%、第4位の溶性ピロリン酸第二鉄(インクレミン)は6.1%の医師が、最も処方頻度の多い薬剤として選んだ。
なお、クエン酸第一鉄ナトリウムは前回調査(2016年2月)でも68.1%のシェアを獲得し、最も処方頻度の高い経口鉄剤として選ばれていた。その他、2位以下の薬剤のシェアにも大きな変化はなかった。
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