日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、経口ステロイドのうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、第1位はプレドニゾロン(商品名プレドニン他)だった。医師の78.4%がプレドニゾロンを挙げ、最も人気のある経口ステロイドであることが分かった。
第2位のベタメタゾン(リンデロン他)は7.7%、第3位のデキサメタゾン(デカドロン、レナデックス他)は7.5%の医師が、最も処方頻度の高い薬剤として選んだ。
図には示していないが、4位以下は次の通り。
・ヒドロコルチゾン(コートリル、2.4%)
・コルチゾン(コートン、1.7%)
・メチルプレドニゾロン(メドロール、1.2%)
・トリアムシノロン(レダコート、0.5%)
・フルドロコルチゾン(フロリネフ、0.5%)
なお、プレドニゾロンは前回調査(2015年11月)でも79.8%のシェアを獲得し、最も処方頻度の高い経口ステロイドとして選ばれていた。その他、2位以下の薬剤のシェアにも大きな変化はなかった。
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