日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、骨粗鬆症に適応を持つビスホスホネート製剤のうち、最も処方頻度の高いものを聞いたところ、第1位はアレンドロン酸(商品名フォサマック、ボナロン他)だった。医師の55.8%がアレンドロン酸を挙げ、最も人気のあるビスホスホネート製剤であることが分かった。
第2位のリセドロン酸(アクトネル、ベネット他)は20.0%、第3位のイバンドロン酸(ボンビバ)が12.6%、第4位のミノドロン酸(ボノテオ、リカルボン)は10.9%の医師が、最も処方頻度の高い薬剤として選んだ。
アレンドロン酸は前回調査(2015年7月)でも58.4%のシェアを獲得し、最も処方頻度の高いビスホスホネート製剤として選ばれていた。第2位のリセドロン酸は不動だったが、前回第4位のイバンドロン酸がシェアを5.3ポイント上げ、今回の調査では3位に浮上した。
なお、昨年11月に発売されたゾレドロン酸(リクラスト)については、販売期間が短かったため今回の調査では除外した。
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