日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、抗凝固薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、42.6%の医師がワルファリン(商品名ワーファリン他)と回答した。
第2位のアピキサバン(エリキュース)は19.7%、第3位のリバーロキサバン(イグザレルト)は15.9%、第4位のエドキサバン(リクシアナ)は13.0%、第5位のダビガトラン(プラザキサ)は8.8%の医師が最も処方頻度の高い薬剤として選んだ。
なおワルファリンは前回調査(2015年3月)でも58.1ポイントのシェアを獲得し、最も処方頻度の高い薬剤に選ばれていたが、今期の調査では、以下のようにワルファリンとダビガトランがシェアを落とし、他の薬剤がそれぞれシェアを伸ばしていた。
前回調査からのシェアの変動は以下の通り。
・ワルファリン 58.1% → 42.6%
・アピキサバン 12.2% → 19.7%
・リバーロキサバン 12.1% → 15.9%
・エドキサバン 5.5% → 13.0%
・ダビガトラン 12.1% → 8.8%
新規に会員登録する
会員登録すると、記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。
連載の紹介
NMO処方サーベイ
NMO処方サーベイでは、日経メディカル Onlineの医師会員を対象に毎週実施している調査の結果を基に、全国の医師がどのような薬剤を最もよく処方しているのか、また、その理由をご紹介します。医師会員の先生方は、ぜひ調査にご参加の上、NMO処方サーベイの結果を日々の診療にお役立てください。
→医療・医薬関係者向け『日経メディカル処方薬事典』はこちら
→医療・医薬関係者向け『日経メディカル処方薬事典』はこちら
この連載のバックナンバー
-
2022/05/21
-
2022/05/14
-
2022/04/30
-
2022/04/23
-
2022/04/16