日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、「鎮痛の目的で使用する非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)およびアセトアミノフェンの経口薬」のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、約半数の医師がロキソプロフェンナトリウム水和物(商品名ロキソニン他)を挙げた。
第2位のアセトアミノフェン(カロナール他)は39.8%とロキソニンに迫る票を集め、第3位のセレコキシブ(セレコックス)は7.0%だったが、4位以下の薬剤を選択した医師はごくわずかだった。
4位以下は、次の通り。ジクロフェナクナトリウム(ボルタレン他、1.7%)、イブプロフェン(ブルフェン他、1.4%)、アスピリン製剤(バファリンA他、0.5%)、エトドラク(オステラック、ハイペン他、0.5%)、ロルノキシカム(ロルカム、0.3%)、ザルトプロフェン(ソレトン、ペオン他、0.2%)、メフェナム酸(ポンタール他、0.2%)、インドメタシン製剤(インテバンSP、インフリー他、0.2%)、ナプロキセン(ナイキサン、0.1%)、スリンダク(クリノリル、0.1%)、チアラミド塩酸塩(ソランタール、0.1%)。
なお、アンケート票に選択肢として挙げなかったNSAIDs(上記以外のNSAIDs)を「最も処方頻度の高い鎮痛薬」に選んだ医師は0.3%だった。
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