日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、β遮断薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、第1位はカルベジロール(商品名アーチスト他)だった。医師の36.6%がカルベジロールを挙げ、最も人気のあるβ遮断薬であることが分かった。
第2位のビソプロロール(メインテート他)は28.3%、第3位のアテノロール(テノーミン他)は16.5%の医師が、最も処方頻度の高い薬剤として選んだ。
なお、図には示していないが、4位以下はプロプラノロール(インデラル他、8.4%)、アロチノロール(旧商品名アルマール、2.4%)、カルテオロール(ミケラン他、2.0%)、アセブトロール(アセタノール、1.5%)、メトプロロール(セロケン、ロプレソール他、1.2%)、ビソプロロール貼付薬(ビソノ、0.9%)、セリプロロール(セレクトール他、0.7%)、アルプレノロール(スカジロール、0.4%)、ピンドロール(カルビスケン他、0.3%)、ナドロール(ナディック、0.2%)、ニプラジロール(ニプラノール、ハイパジール他、0.2%)、ベタキソロール(ケルロング他、0.2%)の順だった。
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