日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、癌の持続痛に定時薬(ベース)として用いる持効性オピオイド製剤のうち、最も処方頻度の高いものを聞いたところ、第1位はオキシコドン錠(商品名オキシコンチン他)だった。医師の36.6%がオキシコドン錠を挙げ、最も人気のある持効性オピオイド製剤であることが分かった。
第2位のモルヒネ硫酸塩錠(MSコンチン、ピーガード)は23.3%、第3位のフェンタニル貼付3日製剤(デュロテップMT)は15.1%の医師が、最も処方頻度の高い薬剤として選んだ。
なお、図には示していないが、4位以下はフェンタニル貼付1日製剤(ワンデュロ、フェントス、8.7%)、トラマドール(ワントラム、5.7%)、モルヒネ坐薬(アンペック、5.4%)、オキシコドン徐放カプセル(1.5%)、モルヒネ硫酸塩カプセル・スティック粒(カディアン、1.5%)、モルヒネ細粒(モルペス、1.2%)、モルヒネ塩酸塩カプセル(パシーフ、0.9%)、タペンタドール(タペンタ、0.1%)、メサドン(メサペイン、0.1%)の順だった。
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