日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、去痰薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、第1位はカルボシステイン(商品名ムコダイン他)だった。医師の56.4%がカルボシステインを挙げ、最も人気のある去痰薬であることが分かった。
第2位のアンブロキソール(ムコサール、ムコソルバン他)は34.0%、第3位のブロムヘキシン(ビソルボン他)は6.6%の医師が、最も処方頻度の高い薬剤として選んだ。
なお、図には示していないが、4位以下はフドステイン(クリアナール、スペリア、1.1%)、アセチルシステイン(ムコフィリン、0.5%)、プロナーゼ(エンピナース・P、0.5%)、リゾチーム(ノイチーム、レフトーゼ他、0.5%)、L-エチルシステイン(チスタニン、0.4%)、L-メチルシステイン(ペクタイト他、0.1%)の順だった。
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