日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、癌の痛みの増強時にレスキューとして用いる速放性オピオイド製剤のうち、最も処方頻度の高いものを聞いたところ、第1位はオキシコドン散(商品名オキノーム)だった。医師の35.8%がオキシコドン散を挙げ、最も人気のある速放性オピオイド製剤であることが分かった。
第2位のモルヒネ内用液(オプソ)は18.0%、第3位のトラマドール(トラマール)は15.3%の医師が、最も処方頻度の高い薬剤として選んだ。
なお、図には示していないが、4位以下はモルヒネ錠・散(13.7%)、モルヒネ坐薬(アンペック、10.5%)、フェンタニル舌下錠(アブストラル、2.8%)、コデインリン酸塩錠・散(2.6%)、フェンタニルバッカル錠(イーフェン、1.2%)の順だった。
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