日経メディカル Onlineの医師読者を対象に、最も処方頻度の高いDPP4阻害薬を聞いたところ、第1位はシタグリプチン(商品名ジャヌビア、グラクティブ)となった(図1)。シタグリプチンを挙げた医師は過半数(56.1%)を超えており、ダントツの一位だった。シタグリプチンを選択する理由として、最初に発売されたDPP4阻害薬であり、使用経験が豊富であることを挙げる医師が多かった。
第2位はリナグリプチン(トラゼンタ)11.4%、第3位はアログリプチン(ネシーナ)10.3%だった。
第4位はビルダグリプチン(エクア)9.1%、第5位はテネリグリプチン(テネリア)6.8%、第6位はサキサグリプチン(オングリザ)3.2%、第7位はアナグリプチン(スイニー)3.1%だった。
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