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【第5回】
アスピリン喘息にも使える消炎鎮痛薬はありますか?

2010/06/22
田巻弘道、岸本暢将、岡田正人(聖路加国際病院アレルギー膠原病科〔成人、小児〕)

 先日、救急外来にいらした30代半ばの女性患者さんなんですが、婦人科を受診した後に出勤する途中、電車の中で突然鼻が詰まり始めて、息苦しくなってきたそうです。バイタルサインは少し頻脈気味でしたが、それ以外は安定していて、聴診すると全肺野にwheezeが聞こえました。喉や唇の腫れはなく、皮疹もありませんでした。サルブタモール吸入ですっかり良くなったので、喘息発作と診断して帰っていただきました。ただ、その後、患者さんが電車に乗る前にロキソプロフェンを飲んだと言っていたのを思い出して…。

著者プロフィール

本連載は、聖路加国際病院アレルギー膠原病科の岸本暢将(きしもと みつまさ)氏、田巻弘道(たまき ひろみち)氏、岡田正人(おかだ まさと)氏らが中心となり執筆します。

連載の紹介

【臨床講座】非専門医のためのリウマチ・アレルギー診療Update
リウマチ膠原病・アレルギー領域は、新しい治療法の開発が盛んで、診断基準も見直されるなど、目まぐるしく変化しています。この領域の診断法、治療法を、最新の話題を交えながら分かりやすくお伝えします。

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