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第8回
戦国武将 武田信玄の命を奪った食道がん

2017/12/24
篠田達明(作家・医師、愛知県心身障害者コロニー名誉総長)
戦国武将 武田信玄の命を奪った食道がんの画像

 武田信玄(1521~1573)は元亀3年(1572年)の晩秋、大軍をもって甲府を南下した。同年12月22日には三方ヶ原(みかたがはら)で家康と戦い、大勝利をおさめた。翌天正元年4月初旬、三河野田城を包囲した信玄は体調を崩して病臥し、甲府へ帰陣する途中、死去した。けれども信玄は三河で急に発病したのではなく甲府出陣以前より体調がすぐれなかったようである。

著者プロフィール

しのだ たつあき●1962年名古屋大学医学部卒。整形外科医にして作家。医学を題材にした歴史物の著作が多く、主な著書に「徳川将軍家十五代のカルテ」「モナ・リザは高脂血症だった」(新潮新書)、「日本史有名人の身体測定」(KADOKAWA)など。

連載の紹介

病と歴史への招待
豊臣秀吉や武田信玄といった著名な武将から、フロイト、チャイコフスキー、夏目漱石などの国内外の文化人、横綱双葉山や四谷怪談のお岩まで、歴史上の人物の病の記録。月刊誌『日経メディカル』の連載記事を再編集。

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