前回は、Dual process modelを例に、臨床医がどのようにして診断を行っているのか、お話しさせていただきました。結論は、臨床医の真の診断能力を上げるには、知識的な勉強だけではなく自分のうまくいかなった症例(診断エラー)からこそ学び続けなければならないということです。今回は、これまで本邦で脚光を浴びることがなかった診断エラー学について解説し、日々の臨床でどのように活用すれば、様々な課題を乗り越えていけるのかについてお話しします。
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著者プロフィール
日本中の研修医のために、レジデントチャンピオンシップなど様々な活動に取り組む和足孝之氏、水野篤氏、坂本壮氏、髙橋宏瑞氏らをはじめとする「イケてる指導医」が担当します。また、先達を追いかける若手医師もときどき登壇します。

連載の紹介
イケてる指導医が研修医に伝えたいこと
日本中の研修医諸君は今、夢と現実のはざまでもがき苦しんでいるのかもしれない。こんなはずじゃなかったと立ちすくむ「あなた」に、後輩医師の指導に積極的に取り組んでいる若き指導医からのメッセージを届けます。
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