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ピーク月には小児男児の2割が受診する疾患って?

2011/05/16

 冬のインフルエンザの次に春の花粉症と続くこともあって、街で見かけるマスク姿も季節の風物詩的に定着してきた感があります。

 昨年夏の猛暑の影響で今年の花粉の飛散量は相当多いといわれていました。このように、花粉の飛散量は、年によってかなり違いがあります。そこで、花粉症のように季節性のあるアレルギー性鼻炎を、2008年から2010年までの3シーズンにわたって観察してみました。

 毎月の変動を測定する指標として、医療機関への受診率を用いました。いつものように健保組合のレセプトを使用していますので、鼻炎の症状はあるもののOTC薬のみを使用している人は含まれません。2008年1月から2010年10月までの34カ月間に健保組合に加入していることが確認されている0~70歳の全国の約29万4000人(男性15万8500人、女性13万5500人)を母集団にしました。アレルギー性鼻炎は、ICD10のJ300~J304(以下参照)としました。

著者プロフィール

木村真也(株式会社日本医療データセンター社長)●きむらしんや氏。1981年京都産業大学卒。大手外資系製薬会社マーケティング部長、CROバイスプレジデントなどを経て、2002年に日本医療データセンターを設立。

連載の紹介

レセプトを読み解く
日本医療データセンター(JMDC)では、複数の大手健康保険組合からのレセプトや健診データを基に、様々な分析を行ってます。1000万件を超える膨大なデータから、同社社長の木村氏が、医療の「今」を探ります。

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