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総処方日数で見る薬剤の人気ランキング

2010/04/07

 最近、医家向け医薬品市場は8兆円以上との記事を読みました。ブロックバスターといわれるような薬剤がよく売れているのは分かりますが、売り上げという視点ではなく、“普及”という視点で見た場合の人気薬剤はどうなるでしょうか。

 ここで私が言っている“普及”とは、簡単に言えば、「多くの患者に多くの回数使われている」という意味です。ただし、普及度をどうやって算出するかは、結構難題です。数量だけで見ると患者数の多い疾患の薬剤が有利ですし、(当該疾患の患者数を分母にしたときの)処方率だと希少疾病向けの薬剤が上位に並んでしまいそうです。また、期間をどう考えるかも難しいところ。あまりに短いと、季節性の高い疾患に使用される薬剤の影響で、ちょっと偏った結果になりかねません。

著者プロフィール

木村真也(株式会社日本医療データセンター社長)●きむらしんや氏。1981年京都産業大学卒。大手外資系製薬会社マーケティング部長、CROバイスプレジデントなどを経て、2002年に日本医療データセンターを設立。

連載の紹介

レセプトを読み解く
日本医療データセンター(JMDC)では、複数の大手健康保険組合からのレセプトや健診データを基に、様々な分析を行ってます。1000万件を超える膨大なデータから、同社社長の木村氏が、医療の「今」を探ります。

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