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新患の「受診継続率」が高い診療科はどこ?

2008/09/08

 開業医の先生方など、普段からレセプト診療報酬明細書)を目にしている方はイメージしやすいかと思いますが、レセプトの内容を細かく分析していくと、現在行われている診療のトレンドがつぶさに分かります。レセプトには、診療行為や傷病名、使用した医薬品などの情報が、決まったフォーマットで事細かに書かれています。このレセプトデータを集めて解析すれば、標準治療の変遷や患者の受診動向など、医療に関する様々な事象を、デジタルに把握することができるのです。

 当社では、契約している健康保険組合のレセプトデータを一元管理しています。個人情報は匿名化した上で、それらの情報を個人別に整理(名寄せ)し、経時的に追跡可能な形で保管しています。5年ほど前からデータの受け入れを始めていますが、その数は累計で1000万件を超えました。

 この連載では、当社の持つこのレセプトデータを統計的に解析し、誰も気付かなかった医療における新しいトレンドを紹介したり、「きっとそうだろう」と思われてはいても確たるデータが存在しなかった事柄にスポットライトを当ててみたいと思います。

著者プロフィール

木村真也(株式会社日本医療データセンター社長)●きむらしんや氏。1981年京都産業大学卒。大手外資系製薬会社マーケティング部長、CROバイスプレジデントなどを経て、2002年に日本医療データセンターを設立。

連載の紹介

レセプトを読み解く
日本医療データセンター(JMDC)では、複数の大手健康保険組合からのレセプトや健診データを基に、様々な分析を行ってます。1000万件を超える膨大なデータから、同社社長の木村氏が、医療の「今」を探ります。

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