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何故か抗ウイルス薬を飲まなかった帯状疱疹患者

2015/03/18

 1週間前に左顔面に発疹が出現し、頭痛も続いているという60歳台の女性患者が訪れました。診断は帯状疱疹です。発疹が出てすぐに別の内科クリニックを受診しているようですが、「受診後も発疹と水疱が広がってきた」と話すのが不思議です。左目の充血もひどく、ヘルペス性の角膜炎も疑われました。「なぜここまでひどくなったのだろう」と思ったのですが、患者さんはいきさつを話したくなさそうな様子です。詳しい事情は聞かず、取りあえず診察。腎機能がやや悪いとのことなので、精神神経症状の副作用のことを考慮し、量を減らして処方、眼科も紹介しました。この患者さんには、今後どう対応すればよいでしょうか。(40代、皮膚科開業医)

著者プロフィール

佐藤綾子(日本大学芸術学部教授、社団法人パフォーマンス教育協会理事長)●さとうあやこ氏。米国ニューヨーク大学大学院MA取得。上智大学大学院博士後期課程修了。博士(パフォーマンス学、心理学)。医療パフォーマンス学の第一人者。「佐藤綾子のパフォーマンス学講座」主宰。

連載の紹介

続・医師のためのパフォーマンス学入門
パフォーマーである医師は、診察室というステージで、どんなことを、どのような顔で、どう話せばよいのか。話すときの姿勢、服装、動作、表情はもちろん、舞台の小道具として机や椅子はどうあるべきか。Q&A形式で分かりやすく解説します。好評を博した連載の続編です。

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