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2015年に診断基準、16年には診療の手引きが登場
難治性の中耳炎ではOMAAVを疑いANCAの測定を

2017/10/31
岸部 幹(旭川医科大学耳鼻咽喉・頭部外科講師)
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難治性中耳炎を合併する「抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎」(AAV)では治療が遅れると、難聴や頭蓋内合併症を起こす。2015年には日本耳科学会がANCA関連血管炎性中耳炎(OMAAV)の診断基準を策定。この疾患の詳細が少しずつ明らかになってきている。

著者プロフィール

岸部 幹(旭川医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科講師)●きしべ かん氏。1997年旭川医科大卒。北海道社会保険病院、旭川厚生病院などを経て、2006年に旭川医科大耳鼻咽喉科、2017年から現職。2014年度から2017 年度に、日本耳科学会ガイドライン委員会(ANCA関連血管炎性中耳炎全国調査ワーキンググループ)委員。2017年度には、難治性血管炎に関する調査研究班の研究協力者を務める。

連載の紹介

ANCA関連血管炎性中耳炎を学ぶ
抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎は、経過中に耳病変を来すことがある。近年、難治性中耳炎を合併するANCA関連血管炎はANCA関連血管炎性中耳炎(OMAAV)とされ、その診断基準が示された。遭遇頻度の高い耳病変からOMAAV疑い例を適切に拾い上げられるよう、旭川医大耳鼻咽喉科の岸部氏にその特徴を、症例を交えて説いてもらう。

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