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ウィズコロナ時代の発熱、かぜ診療(2)
コロナ時代のクリニック外来での感染対策はどう行う?

2020/10/30
岡 秀昭(埼玉医科大学総合医療センター)

 前回、ウィズコロナ時代の外来診療では、「しっかりガード(感染予防策)を固めて、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を鑑別診断の1つに加えた上で従来通りの発熱、かぜ診療に臨むべきだ」という話をまとめました。感染予防のためには、(1)患者の早期発見、(2)早期隔離、(3)適切な環境消毒、(4)適切な感染予防策の実施1)――の4つが重要ですが、今回はそのうち1~3について改めて解説していきます。

 これまでも繰り返し説明してきた内容ですし、病院の院内感染対策講習会などで必ず聴講する機会の多い内容で、「もう飽きた」という方もいると思いますが、今後の外来での発熱、かぜ診療を行うためには必須の知識になります。また、今回解説する感染予防策は、米国疾病予防管理センター(CDC)、そして日本環境感染学会のガイドライン2)を参考としています。信頼できる情報源ですので、ぜひ参照してください。

著者プロフィール

岡秀昭(埼玉医科大学総合医療センター総合診療内科・感染症科教授)●おかひであき氏。2000年日本大学卒。日本大学第一内科で研修後、横浜市立大学、神戸大学、東京高輪病院などを経て、2020年7月より現職。

連載の紹介

岡秀昭の「一般外来で感染症をどう診る?」
「感染症専門医が勧める検査なんかいちいちやってられない」――感染症治療に対して、そんな思いを持っておられませんか? 岡秀昭氏をはじめとした埼玉医大総合医療センター感染症科のメンバーが、プライマリ・ケア医が最低限押さえておくべき感染症診療のポイントを解説します。

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