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外来で診る肺炎診療(1)
検査の前に肺炎を疑うべき患者像は?

2019/11/13
岡 秀昭(埼玉医科大学総合医療センター)
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 秋も深まってきました。本連載も冬に備えていきましょう。冬といえばインフルエンザですが、それに伴い肺炎も増えてきますね。今回から3回にわたって、外来でいかに肺炎を診るかをテーマに解説していきます。

 では、まず肺炎はどの様に診断するのでしょう。 胸部X線写真で影(浸潤陰影)が急性の発熱や咳に伴い見つかると肺炎と判断されることが一般的ではないでしょうか?

 一方で、診療所で熱や咳のある患者全てに胸部X写真を撮るのは現実的ではないのではないでしょうか。X線写真がないと肺炎が診られないのでは、在宅診療やレントゲン設備のない外来では診療が行き止まってしまいますね。

著者プロフィール

岡秀昭(埼玉医科大学総合医療センター総合診療内科・感染症科准教授)●おかひであき氏。2000年日本大学卒。日本大学第一内科で研修後、横浜市立大学、神戸大学、東京高輪病院などを経て、2017年より現職。

連載の紹介

岡秀昭の「一般外来で感染症をどう診る?」
「感染症専門医が勧める検査なんかいちいちやってられない」――感染症治療に対して、そんな思いを持っておられませんか? 岡秀昭氏をはじめとした埼玉医大総合医療センター感染症科のメンバーが、プライマリ・ケア医が最低限押さえておくべき感染症診療のポイントを解説します。

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