今回は膀胱炎を取り上げます。頻尿感、排尿時痛、残尿感を訴える患者さんで膀胱炎を疑うのは容易でしょう。膀胱炎を繰り返す患者さんの中には、自身で「また膀胱炎になりました、抗菌薬ください」と受診する方もいますしね。もっとも、膀胱炎、すなわち尿路感染症と一口に言っても、外来で簡単に診断治療できるのは、「単純性」と定義される閉経前で若い女性の膀胱炎のみ。つまり全ての男性、子供、閉経後の女性の膀胱炎は複雑性に該当します。男性の複雑性膀胱炎では背景に前立腺肥大や時に繰り返す場合に慢性前立腺炎が存在することがあるので、原則として泌尿器科医に紹介する方がよいでしょう。

若い女性の膀胱炎の診断に尿検査は必須?の画像

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