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本当のトレンドを最新ガイドラインから探る(1)
インフルエンザ診療に迅速検査キットは必要?

2019/01/22
岡 秀昭(埼玉医科大学総合医療センター)

 2018年はバロキサビル(商品名ゾフルーザ)の治験結果がNew England Journal of Medicine誌に発表され、12月には米国感染症学会によるインフルエンザ診療ガイドラインもアップデートされました1)、2)。これを踏まえ、今回と次回の連載でインフルエンザ診療の真のトレンドを探っていきたいと思います。

 まず、インフルエンザの診断について考えてみましょう。先生はインフルエンザの診断に迅速診断キットによる検査は行いますか? 実は、米国の最新ガイドラインでは、5歳以下の小児や65歳以上の高齢者など、重症化のリスクが高い患者において、

著者プロフィール

岡秀昭(埼玉医科大学総合医療センター総合診療内科・感染症科准教授)●おかひであき氏。2000年日本大学卒。日本大学第一内科で研修後、横浜市立大学、神戸大学、東京高輪病院などを経て、2017年より現職。

連載の紹介

岡秀昭の「一般外来で感染症をどう診る?」
「感染症専門医が勧める検査なんかいちいちやってられない」――感染症治療に対して、そんな思いを持っておられませんか? 岡秀昭氏をはじめとした埼玉医大総合医療センター感染症科のメンバーが、プライマリ・ケア医が最低限押さえておくべき感染症診療のポイントを解説します。

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