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「BPSDの原因が便秘」は決してまれではない

2019/04/17
小川朝生(国立がん研究センター先端医療開発センター精神腫瘍学開発分野長)

 前回まで、BPSD(認知症の行動・心理症状)の原因として、「痛み」を解説してきました。疾患自体の問題や治療・処置に痛みがつきまとうことから、高齢者でBPSDを疑う場面でも、最初に痛みの有無を検討しなければならないことを理解いただけたかと思います。

 それでは、BPSDを疑う場面で、痛みの次に検討すべき症状は何でしょうか。

 それは便秘です。まず、症例を見てみましょう。

著者プロフィール

小川朝生(国立がん研究センター先端医療開発センター精神腫瘍学開発分野長)●おがわあさお氏。1999年大阪大学卒。国立病院機構大阪医療センターなどを経て、2013年に東病院臨床開発センター精神腫瘍学開発分野長、2015年より現職。

連載の紹介

意外と簡単!認知症に伴うBPSD解決策
認知症に伴うBPSD(行動・心理症状)と診断したその症状、もしかしたら痛みや空腹などが原因で生じているのかもしれません。BPSDに対して薬物療法を行う前に確認すべき身体的な問題とその解決策を、ケースとともに国立がん研究センター東病院の小川朝生氏が解説します。

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