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第15回 カテーテルアブレーション
アブレーションは心房細動治療の第一選択か?

2020/05/26
小田倉 弘典(土橋内科医院院長)

【今回のPOINT】

・発作性心房細動の場合、アブレーション術後1年間無症候である患者の割合は70~75%で、合併症の発生は1~4%ほどである。

・症候性・発作性心房細動症例に対し、第一治療としてカテーテルアブレーションを施行することは妥当である。

・持続性心房細動でアブレーションを検討するのは、抗不整脈薬を用いても持続が停止せず症状が強い場合や、頻脈のために心機能が低下している場合に限られる。

・心不全を合併した心房細動に対して、アブレーションの予後改善効果が確認されている。ただし、予後改善を主目的としてアブレーションを積極的に行うことは慎重に考える。

・CHADS2スコア2点以上であれば、アブレーション後も抗凝固薬を継続する。

著者プロフィール

小田倉弘典(土橋内科医院〔仙台市〕院長)●おだくら ひろのり氏。1987年東北大卒。仙台市立病院循環器科、国立循環器病研究センター、仙台市立病院循環器科医長を経て2004年より現職。ブログ「心房細動な日々」。 ※2013年4月以降、コラムの内容に関連して開示すべき経済的な利益相反関係にある製薬企業はありません。

連載の紹介

プライマリ・ケア医のための心房細動入門リターンズ
患者背景によって治療方針が大きく変わる心房細動。循環器疾患を専門としないプライマリ・ケア医向けに、実際の症例や最新のエビデンスを交えながら、心房細動の診断・治療を“分かりやすさ最優先”で解説する人気コラムが、4年ぶりに帰ってきました。

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