指導医 心房細動の患者さんを診るとき、ガイドラインや各種コホート研究の結果をそのまま当てはめられる「単純症例」、心不全を含めた多くのリスク因子が併存して複合的に考えなくてはいけない「複合症例」、心理社会的アプローチも吟味すべき「複雑症例」に分けて考えてみようという話は、一番最初にしたよね。

研修医 はい。

指導医 これまでしてきた抗凝固療法の適応だったり、各薬剤の使い分けなどの話は、主に「単純症例」を念頭に置いてディスカッションしてきました。けど、日常臨床で出会う患者さんはそういう人ばかりばかりではありません。

 今回は、他のリスク因子も考えながら心房細動をマネジメントしなくてはならない「複合症例」について考えていきたいと思います。

PCI後の抗凝固薬・抗血小板薬併用はいつまで?の画像

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