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第2回 心房細動を見つけよう
改めて「65歳以上は脈を取る」のが大事な理由

2018/07/05
小田倉 弘典(土橋内科医院院長)

【今回のPOINT】

・長期持続例、高齢者では、心房細動の症状は非定型的である
・心房細動が既に認められている人の3~5割は無症候性心房細動も発症している
・塞栓源不明脳塞栓症(ESUS)と無症候性心房細動はオーバーラップする部分が大きいと考えられている
・今後、心房細動の診療は、有症状、ハイリスク者を中心とした「ハイリスクストラテジー」から、検診やスクリーニングなどをベースとした「ポピュレーションストラテジー」にシフトする展開が予想される
・ポピュレーションストラテジーの肝は、プライマリ・ケア医が「65歳以上の患者さんに対して受診時に脈を取る、不規則であれば心電図を取る」というスクリーニングを実施することである

著者プロフィール

小田倉弘典(土橋内科医院〔仙台市〕院長)●おだくら ひろのり氏。1987年東北大卒。仙台市立病院循環器科、国立循環器病研究センター、仙台市立病院循環器科医長を経て2004年より現職。ブログ「心房細動な日々」。 ※2013年4月以降、コラムの内容に関連して開示すべき経済的な利益相反関係にある製薬企業はありません。

連載の紹介

プライマリ・ケア医のための心房細動入門リターンズ
患者背景によって治療方針が大きく変わる心房細動。循環器疾患を専門としないプライマリ・ケア医向けに、実際の症例や最新のエビデンスを交えながら、心房細動の診断・治療を“分かりやすさ最優先”で解説する人気コラムが、4年ぶりに帰ってきました。

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