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第1回 総論
「複雑か単純か」で考える心房細動診療

2018/05/30
小田倉 弘典(土橋内科医院院長)

【今回のPOINT】

・心房細動診療のアプローチ法としては、抗凝固療法、症状の緩和、リスク因子の管理という三段構えのABCパスウェイが基本である。

・本コラムでは、心房細動の患者さんを生物医学的アプローチを優先すべき「単純症例」、心不全を含めた多くのリスク因子が併存する「複合症例」、心理社会的アプローチも吟味すべき「複雑症例」に分けて考える視点を新たに提案したい

・単純症例、複合症例では、抗凝固薬の適切かつ適量使用、デバイス治療の適応時期、心不全の管理が問題となる

・複雑症例では「認知症」を含めた問題に多職種で対応することが求められる

著者プロフィール

小田倉弘典(土橋内科医院〔仙台市〕院長)●おだくら ひろのり氏。1987年東北大卒。仙台市立病院循環器科、国立循環器病研究センター、仙台市立病院循環器科医長を経て2004年より現職。ブログ「心房細動な日々」。 ※2013年4月以降、コラムの内容に関連して開示すべき経済的な利益相反関係にある製薬企業はありません。

連載の紹介

プライマリ・ケア医のための心房細動入門リターンズ
患者背景によって治療方針が大きく変わる心房細動。循環器疾患を専門としないプライマリ・ケア医向けに、実際の症例や最新のエビデンスを交えながら、心房細動の診断・治療を“分かりやすさ最優先”で解説する人気コラムが、4年ぶりに帰ってきました。

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