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第10回 心房細動発作時の対応(初発心房細動)
初発の発作性心房細動で抗不整脈薬を投与すべき患者とは?

2013/04/09

指導医 今日は、強い動悸を訴える初診の患者さんが来院されましたね。ちょっと振り返ってみましょう。

◆Aさん
68歳女性。
朝、起床後から動悸を自覚し、歩くのもつらいとのことで、ご主人に付き添われて来院。昨夜就寝時は症状がなく、朝起きてトイレに行こうとしたら突然動悸が始まった。このような症状は初めて。これまで健康診断で異常所見を指摘されたことはない。
来院時血圧116/74mmHg、脈拍数130/分、不整。心雑音なし。肺野にラ音を認めず。下腿浮腫を認めず。


 心電図はこちらです。

著者プロフィール

小田倉弘典(土橋内科医院〔仙台市〕院長)●おだくら ひろのり氏。1987年東北大医学部卒。仙台市立病院循環器科、国立循環器病センター、仙台市立病院循環器科医長を経て2004年より現職。ブログ「心房細動な日々」

連載の紹介

プライマリケア医のための心房細動入門
患者数が増え続け、治療方針も大きく変化している心房細動。循環器疾患を専門としないプライマリケア医向けに、実際の症例や最新のエビデンスを交えながら、心房細動の診断、治療を“分かりやすさ最優先”で解説します。
『プライマリ・ケア医のための心房細動入門』が書籍になりました

 本連載のバックナンバーを大幅に加筆・修正し、書き下ろしも加えて全体を再構成。2014年1月に発表された「心房細動治療(薬物)ガイドライン(2013年改訂版)」の内容も踏まえ、「リスクマネジメント」の視点から心房細動診療の進め方を分かりやすく解説しました。(小田倉弘典著、日経BP社、3500円税別)

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